青汁の主な素材について(クロレラ・クマザサ・ヨモギ・ケール・大麦若葉)
青汁に含まれる素材・食材として
- クロレラを含む青汁
- 大麦若葉を含む青汁
- ヨモギを含む青汁
- 長命草を含む青汁
- クマザサを含む青汁
- 明日葉を含む青汁
- ケールを含む青汁
について紹介します。
青汁の主な素材・成分
青汁には野菜やハーブ界の女王や王様とも言えるような、植物・海外に誇るような植物・何億年も昔から活躍している植物など、栄養価の高い効果が高いものがたっぷりと含まれているのです。
この一杯を飲むだけで、野菜の栄養はもちろんタンパク質も十分に取ることができるので、ぜひ毎日の食生活に加えてください。
野菜不足の日本人
今、日本人は外食中心・食の欧米化などの影響で慢性的な野菜不足に陥っています。
今こそ必要な飲み物なのです。
毎日飲むだけなので、手軽に取り入れることができます。
健康食品ブームで注目を浴びている青汁。
さまざまな野菜を生で搾っていれることで、さまざまな成分により健康効果を得ることができます。
青汁の代表的な食材を説明して行きましょう。
青汁の素材紹介
クロレラとは
【原材料】
クロレラ:緑色の藻の仲間
【特徴】
タンパク質、ビタミン類、鉄分、葉酸
【効能】
- 免疫力の向上
- 余分な活性酸素を除去
- 便秘を改善
- メタボリックシンドロームの改善
クロレラは緑色の藻の仲間です。
何億年も昔から変わらぬ姿で地球上を生き抜いてきただけに、摂取することでそのパワーを十分に取り入れることができるでしょう。
必要な栄養素がバランスよくたっぷりと入っています。
クロレラは、植物にはめずらしくタンパク質が豊富です。
その他にビタミン類、鉄分や葉酸も含まれているので女性にも嬉しいです。
野菜中心でありながらもクロレラのおかげでより栄養バランスがよくなるのです。
大麦若葉とは
【原材料】
大麦若葉:イネ科の植物の大麦の若い芽の部分
【特徴】
SOD酵素やカルシウム・鉄や亜鉛・ミネラル類やビタミン類
【効能】
- 免疫力向上
- 便秘解消
- 冷え性改善
- 生活習慣病の予防
- 細胞の健康維持
- 骨や歯を丈夫にする
- ストレスへの抵抗力を高める
- 眼精疲労予防
大麦若葉は、その名の通り、イネ科の植物の大麦の若い芽の部分です。
SOD酵素やカルシウム・鉄や亜鉛・ミネラル類やビタミン類などさまざまな栄養素がバランスよく含まれています。
免疫力向上や便秘解消・冷え性改善・生活習慣病の予防などにおすすめです。
細胞の健康維持や骨や歯を丈夫にする効果もあります。
精神を落ち着かせるための効果もあり、ストレス社会の現代におすすめです。
ストレスへの抵抗力を高める効果もあります。
目の健康に働きかける効果もあり、眼精疲労予防にも効果的です。
パソコンやスマホ・テレビなど目を酷使する毎日を送っているでしょうから、ぜひ取って欲しい植物です。
ヨモギとは
【原材料】
よもぎ:キク科の多年草
【特徴】
ハーブの女王
【効能】
- ガン予防
- 血中コレステロールの低下
- アレルギーや高血
- 切り傷やアトピーの改善
- お灸
- 婦人科系のトラブル改善
よもぎもちなど、日本ではおなじみのものですが、ハーブの女王とも呼ばれておりその効果は絶大です。
ガン予防や血中コレステロールの低下・アレルギーや高血圧にも有効です。
切り傷やアトピーの改善のためにお肌につけたり、お灸に使ったり、さまざまな活用法で現在でも薬草として活躍する植物です。
よもぎ蒸しなど婦人科系のトラブルの改善にもおすすめです。
長命草とは
【原材料】
長命草(サクナ):沖縄など温暖な地域の多年草
【特徴】
ビタミン類やカルシウム・カロテン
ポリフェノールの一種・クロロゲン酸やビスナジンなども豊富
【効能】
- 風邪やぜんそく
- 腎臓病
- 神経痛
長命草は沖縄など温暖な地域の多年草です。
強い日差しを浴びてミネラルがたっぷりです。
ビタミン類やカルシウム・カロテンなども含まれており、風邪やぜんそく・腎臓病・神経痛などの治療薬として民間療法でも昔から用いられてきました。
ポリフェノールの一種・クロロゲン酸やビスナジンなども豊富で、特にポリフェノール量はゴーヤの7倍。
美容効果も十分なのです。
沖縄では「サクナ」という名で知られ、煮込み料理などで使われます。
クマザサとは
【原材料】
クマザサ:北海道から南は沖縄まで自生
【特徴】
ビタミンやミネラル・葉緑素
【効能】
- 傷ややけどの手当
- 胃腸の病気
- 高血圧
- 糖尿病
葉の縁が白く、隈取りのようになっていることからこの名前がついています。
北は北海道から南は沖縄まで幅広く自生している身近な植物で、傷ややけどの手当・胃腸の病気や高血圧・糖尿病など民間療法で使われてきた万能薬です。
ちまきを包むために使われることもありました。
ビタミンやミネラル・葉緑素など豊富で、美容に健康にとさまざまな効果が期待できます。
明日葉とは
【原材料】
明日葉:「たとえ今日摘んだとしても明日にはもう新しい芽が出ている」という意味
【特徴】
ビタミンやミネラル・食物繊維が豊富
良質のタンパク質
【効能】
- 肥満を抑制
- 抗ガン作用や殺菌作用
- アレルギー抑制
- 胃潰瘍改善
- セルライト解消
- 内臓脂肪燃焼
- 高血圧の予防
- 血液サラサラ
明日葉は「明日葉」と書きます。
「たとえ今日摘んだとしても明日にはもう新しい芽が出ている」という意味で、それほど成長が早く、生命力の強い植物なのです。
野菜の中でも特にビタミンやミネラル・食物繊維が豊富に含まれています。
植物でありながら良質のタンパク質も含有しており、不老長寿の妙薬ということで秦の始皇帝・漢の武帝などもわざわざ日本にこの植物を求めて家来を遣わしていたという伝説があります。
世界に誇れる日本原産の植物なのです。
ケールとは
【原材料】
ケール:キャベツの原種に近い野菜
【特徴】
野菜の王様
ビタミン類が非常に多く、食物繊維や葉緑素・カルシウムなども豊富
独特の苦味や青臭さがあり、味にはクセがあり
【効能】
- 肥満抑制
- 血糖値を下げる
- 腸内環境を整える
- ドライアイ予防
- 視力回復(ブルーライト対策)
- 整腸
- 血行促進(冷え性改善)
- 老化防止
- 更年期障害改善
- 美肌効果
- 歯や骨を頑丈に
- 不眠対策
- 花粉症対策
青汁といえば、明日葉と共に有名なのが、このケール。
見た目はキャベツと似ていますが、キャベツとは違って丸く葉が巻くことはなく扇状に広がった形になっています。
栄養価が高く野菜の王様と呼ばれる植物です。
キャベツなどの植物は食べやすくすることを目的に品種改良を繰り返す中で栄養素のいくつかは失われてしまいました。
しかしながら、ケールはキャベツの原種に近い野菜だけに野生植物のままの栄養価を失うことなく持っているのです。
ビタミン類が非常に多く、食物繊維や葉緑素・カルシウムなども豊富なのです。
ただ、独特の苦味や青臭さがあり、味にはクセがあります。
そのため野菜として食用にするのには向いていません。
青汁が苦手という方はケールの味に抵抗がある場合が多いです。
ただ、冬キャベツが甘いのと同じで、ケールも冬場に取れるものは夏のものよりも甘味が抑えられるという特徴はあります。
また、粉末タイプや粒タイプなど飲みやすいタイプのものも多く出ているので、苦手だからとあきらめずいろいろ試してみてください。