野菜を摂る

現代人の野菜不足問題を考える

青汁選びの前に

  • 現代人の野菜不足
  • 脳の本能と野菜の関係
  • 野菜消費量

について紹介します。

現代人の野菜不足問題

厚生労働省は、日本人が健康的な生活を送るのに必要な野菜の量を1日当たり350g以上という目標を定めています。

これは、現代日本人が抱える「生活習慣病」を予防するため、エネルギーや栄養素をバランスよくとり適正体重を保つために望ましいとされている量です。

日本人の野菜消費量は減り続けている!

ところが、現代の日本において野菜の摂取量は年々減り続けています。
日本人の野菜不足が指摘されるのはこのためです。
それでは日本人の野菜消費量の推移から見ていきましょう。

農林水産省が発表している、日本人の野菜の消費量は平均約280gほどで、厚労省目標の1日350g以上には程遠くなっています。

日本人の野菜消費量は減り続けている!

世代別で見ると、若者世代が少なく、高齢者が多い傾向にあります。
全体的な消費量でいうと、調査開始以降年を重ねるごとに少しずつ減少傾向にあります。

戦後はカロリー不足の人が多かった

そもそも「1日350g以上」はどのような根拠があるのでしょうか。
戦後の日本は栄養不足の状態から出発しており、また欧米型の食事をとることで体格をよくしようとする動きがありました。
ですから、カロリーをたくさん取ること、栄養が豊富に含まれることが良しとされていました。

エネルギーを必要とされない生活へ

ところが、生活の変化などから1日のエネルギー消費量は年々減少し、活動するにあたってそれほどエネルギーを必要とされない生活へと変わっていったのです。

それに伴い、生活習慣病と呼ばれる糖尿病や高血圧の患者が増えてきました。
そこで、厚労省はカロリー摂取よりも生活習慣病予防に良いとされるビタミンやカリウムをとる、また過剰にカロリーを摂取しにくいよう野菜を摂ることを目標に定めたのです。

努力しなければ野菜が摂れない

日本人の野菜摂取量が減少している理由にはいくつか考えられていますが、一つには調理に手間がかかるといった点があげられます。

青汁 野菜

単身で生活していたり、外で働いていると調理をする時間がない、面倒だという理由から外食を選んだり、多様な食品を用意したりしないという傾向が見られます。

脳は本能的にカロリーが多いものを好む

また、家族団らんの機会も減ってきており、インスタント食品やファストフードも豊富に選べること、脳は本能的にカロリーが多いものを好むという現象も手伝って「努力しなければ野菜が摂れない」といった状況にあるといえるでしょう。

脳は本能的にカロリーが多いものを好む

摂る野菜にも偏りがある

摂る野菜にも偏りが見受けられます。
緑黄色野菜よりは淡色野菜だけを何とか摂っているという傾向が見られます。

年齢が高いほど野菜の摂取量が多い理由には、時間があることのほか、健康への関心が高まるということが考えられます。
何とか野菜不足を解消したいという思いも強く、野菜ジュースやサプリメントをとるようにしている人も数多く見受けられます。

栄養素は取れるものの「全体的なカロリー摂取を減らす」という面がクリアされにくい、噛む動作による満腹中枢の刺激やあごを動かすことの体全体への影響などはあまり期待できないので、万能とは言えないでしょう。

日本人の野菜不足を解消するための取り組み

現在、日本人の野菜不足を解消するために、さまざまな取り組みが行われています。
マスメディアを通じて、日本人が野菜不足の状態であること、野菜が健康にとって有益であることをレクチャーしていく場面を積極的に活用しています。

日本人の野菜不足

「野菜ソムリエ」といった肩書を有名人が持つのもその一環と言えるでしょう。
現在、日本人の野菜不足を解消するために、さまざまな取り組みが行われています。

レストランなどの外食業界への働きかけ

また、地域レベルにおいてもヘルスプロモーションを大々的に掲げ、地域の野菜を使ったレシピやおすすめの食べ方などをアピールする活動が盛んです。
レストランなどの外食業界にも、野菜の提供比率を高める働きかけをしています。

「栄養バランスを考えた食事を提供する施設」を地域ごとに独自に認定し表示できるようにしたり、専門家に相談しやすい仕組みづくりに取り組む自治体も多くみられます。

食育として野菜を摂る重要性を学習

食育として野菜を摂る重要性を学習

また、子供たちが「食育」を学ぶことで、野菜を摂る重要性を学習し、自身や家族の健康を増進していく取り組みも盛んです。

時代の流れの中で現代の日本人に必要な「食べ方」が提案

朝ごはんを食べよう、バランスの良い食事をしようという取り組みが積極的に行われています。
このように、時代の流れの中で現代の日本人に必要な「食べ方」が提案されているといえるでしょう。

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